本日は新入社員研修の中休みとして、東京江戸巡りを行いました。新人5名は4月の入社以来、研修の毎日です。研修内容もビジネスマナーからコンピュータの基礎知識、Javaのプログラミング、ネットワークおよびサーバーの構築など、多くの研修内容を覚えるため、常に脳みそフル回転状態。疲れがたまってきたころです。
そこで今回は気分転換も兼ねて、東京の観光地を船から眺める水上クルーズと、江戸東京博物館で江戸時代の歴史学習と生活体験を行いました。
当日は天候にも恵まれ、船上の心地よい風と、ヒヤリとする霧状のしぶきによるヒーリング効果が、毎日の研修で疲れた心もリラックスできたはずです。
新入社員の大半は学生時代を地方で過ごしたため、東京の街並みを見たことはほとんどなく、船上からとはいえ都心の風景を見れたのは良い刺激になったと思います。
そして江戸東京博物館では、原寸大の日本橋や、江戸城を参考に立てられた建造物などのハード面はもちろん、庶民の生活、食事、娯楽などのソフト面も幅広く知ることができました。
江戸時代の電気のない不便な生活風景を知ることで、現代の高度なテクノロジーやITを駆使した便利な生活を改めて実感できます。また、ソフトウェアの発展が、どれだけ普段の生活に影響を与えてきたかを想像することにより、われわれIT企業の社会にあたえる影響の大きさを再認識できました。
最後に江戸博物館の説明員の知見の深さにたいへん驚きました。江戸の歴史や暮らしはもちろん、文化、風俗にいたるまでの幅広い知識を駆使した説明、そして我々のどのような質問にも的確に回答される対応力は、これぞプロフェッショナルな仕事であると感じました。
今年の新入社員の皆さんも、近い将来、システム開発のプロとして活躍してくれるよう、大いに期待したいと思います。